老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

暮らしのダウンサイジング

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NHKのドキュランドへようこその幸せへのダウンサイジング~カナダ シニアたちの大整理をみた。

 

www.nhk.jpm

 

カナダの3人のシニアにまつわる物語。

それぞれの物語に涙がこぼれそうになる。

特に亡くなった娘のテーブルを処分したくないママの歌にぐっとくるものがあった。

それぞれに思い出が詰まった物たちとお別れするのは精神的にも大きな出来事だ。

でも、本人たちが自ら決断しないと思い出の重さは本人にしかわからない。

 

実家にも大量のものがある。

高齢だから使わないものは元気なうちに処分してねとは伝えてあるけれど、減る気配はない。

なんならおかんアートやそれにまつわる道具や材料がどんどん増えていっている。

このまま親が処分できずに動けなくなったら、処分には時間も手間もかかるので最後はおそらく業者頼みになるだろう。

 

私もいい歳なので、ダウンサイジングを考えた暮らしをする心構えが必要だ。

流行り病のためについたのは体についた肉だけじゃない。家の中にも物が増えた。

ミニマリストにはこれっぽっちもなりたくないけれど、これ以上ものを増やさない暮らしを心がけていかないと、最低でも老人ホームの一部屋に収まる暮らしにたどり着けない。

こんまりメソッドみたいにときめくものだけを残していったら、我が家には何ものこらくなりそうだ。

基本的に我が家を侵食しているのは食料、日用品のストックと本、衣類だから。

なくても多分困らない。でも、今は減らせないって感じ。

私のものを処分するときには、気持ち的には業者に一括処分の依頼で大丈夫だけど、

そのためには最低でも業者へ依頼するお金を遺さないといけない。

遺品整理代として20万前後のお金は遺しておかないといけないんだなぁ。

20万かぁ。

そうなると、自分で処分したらと考えるのが貧乏人のさが。