老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

相性の良い弁護士との出会い方。

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知人に弁護士が身内になるので、弁護士が必要になったら声をかけてねと言われて思い出した。

 

田舎の日常生活の中で弁護士と出会う機会はない。

日頃から懇意にしている弁護士さんがいる人はそんなにいないと思う。

 

知人の話のように人からの紹介というのも手段のひとつ。

紹介してくださる方との関係性にもよるけど、より丁寧に迅速に処理してもらえるなんてこともあるかもしれない。

 

弁護士にまったくあてがない私が弁護士を探した時、私が頼ったのはインターネット。

インターネットがある時代でよかった。

 

相続放棄の件で弁護士を探した。

私が伯父に関わった事で相続人である母の相続放棄に影響しない事を確認したかった。さらに、手続きが煩雑であるならば、相続放棄の手続き自体をお願いしたかったのだ。

 

条件は弁護士事務所が近場であることとネットの評判が悪くなさそうなこと。

 

弁護士会のホームページ記載内容、個人事務所のサイト、Googleのレビューも確認した。破産の手続きをする場合には破産管財人が選任される。個人的な解釈では、この破産管財人が裁判所から選任されるものであれば、信用度は高いと判断して、破産管財人として過去の倒産事例に管財人として名前があるかどうかも検索した。

 

悩みに悩んで相談にいく弁護士事務所を決めたが、そんなに深刻に考えることもなかった。

相談予約の電話で受付の女性の方に相続放棄について相談したいことを伝えた。

その際、すべての資料をもってきてくださいといわれた。

 

相談当日、すべての手持ち資料と現金、依頼するときに必要になるかもと依頼の為の現金、そして、相談内容と相談にいたった経緯のメモ、家系図、登記情報を印刷したものをもって事務所へ行った。

 

はじめての弁護士への相談で緊張していたが、親切に話を聞いてくださったし、アドバイスとして、弁護士に依頼するまでもないとの話をいただいた。

 

その時に教えていただいた弁護士の探し方は、一人ではなく数人の弁護士と会うこと。

初回無料相談や、30分、1時間など時間ごとに5000円、1万円などで相談を受けている弁護士事務所の弁護士数人とあって、相性の良い人を探すのが良いといわれた。

 

支払いが高額になる依頼内容ならば、数万円で相性の良い弁護士を見つけられるならば良い選択と言えると思う。レビューを見ていると玉石混交だなと思うし。

そして、複数の弁護士に会うことで、相談した内容にどのような回答を得られるのかそれぞれの話の整合性を確認することも大事かと思った。

 

実際にこの相談時に頂いた回答に一つ誤っているものがあり、それを鵜呑みにしてしまったばかりに後日、無駄なお金をかけることになってしまった。

 

専門家ではあっても、その分野すべてのことに精通しているわけではない。

事前に調べていたことと異なる答えが返ってきたが、専門家の答えだからとそれ以上追及しなかった私の落ち度だ。

複数人の弁護士にあっていれば、防げたエラーだったのかもしれない。

 

今後は弁護士の世話になるような事態にならないことを願いつつ、もしもの際には手間を惜しまず、複数人の弁護士に相談しようと思う。