老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

何事もなく歯科医院が終わった。

f:id:ichikatachibana:20211221222748j:plain


次は12月にと言われていた歯石除去。終わった。何事もなく終わった。

 

歯科医院が苦手。

過呼吸になった後しばらくは、いろいろな場所がつらくなった。

寝ていて突然の過呼吸で目覚めるって、何が起こったのかわからなかった。

お風呂、公共交通機関も車もダメ。締め切った場所、自分の動きを制限される状態がとにかくつらくて、職場にいるのもつらくてたまらなかった。

仕事を休んだら、もう2度と行けなくなる予感で、必死の思いで建物の扉をくぐっていた。扉の前で怖くて足がすくむのだ。わけがわからないけど。

その時代に行った美容院で逃げ出したいパニック衝動に駆られて以来、美容院は苦手だし、同じように歯科医院も治療中は自分の動きを制限されるので怖かった。

あの時はお風呂ではドアを少し開けて、乗り物は出入口の近く、美容院も歯科医院も終わる時には手に恐怖心を抑えるための爪痕がたくさんっていう具合だった。職場は席近くの窓をすこしだけ開けて、休み時間には外に出ていた。

自分では何が起こったかわからなくて、とにかく必死だったあの時代。

今ではどれも恐怖心を感じることはないのだけれど、恐怖を必死に耐えていた思いが呼び覚まされるのか、パニックになったらどうしようという気持ちがまだあって、歯科医院と美容院はなんとなく苦手なままだ。

できるかぎり行きたくないというのが本音だ。

歯科医院が苦手になるなんて過呼吸を起こす前には考えもしなかった。

 

半年に一度は歯石除去で行く歯科医院。

終わるとほっとするし、次の時期が来るとちょっと憂鬱だ。

今日、何事もなく歯石除去が終わったので、次は半年後。

しばらくは歯科医院のことは考えなくていい!