老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

介護施設の入居者のために身内が気を付けてあげること。着替えはよれよれになる前に新しいものに交換を。

 

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私が伯父の面倒を見ていた時に、気を付けていたことのひとつは下着と服の替えのことだ。もちろん、タオルも忘れてはならない。

 

入所の時には、すべての服、下着、靴下、タオルにいたるまで、幼稚園児のようにお名前シールをアイロンでつけて、さらに洗濯でも剥がれないようにしっかりと縫い付けた。

 

問題のあったグループホームを退所した際に、持たされた荷物の中には別人の下着が紛れ込んでいて、送り返したこともある。

 

名前はしっかりと大きく書いておく。

 

そして、入所した時に持って行った物は、時間が経てばすべていたむことを忘れてはならない。

 

子供のように、サイズが変わって着ることができなくなってしまったなんてことはなくても、洗濯で傷んでよれよれになる。

手洗いモードで洗濯なんてしている施設なんてないと思う。

下着や服はこぼしたり、粗相をしたりで、一日に何度も着替えをしたりもする。

真っ白の下着が黒ずんだり、よれよれになったりする前に、きれいなものを準備して持って行っていた。

伯父は暑いといって、上の服を着ずに下着のシャツ姿でいることが多かったので、特に下着のシャツには気をつけていた。

ズボンは、入所中に足の浮腫みがひどくなって、サイズが変わったりしたので、ズボンはゆったり目で肌に密着しづらいものをという、施設の介護者の助言でサイズ違いのものを持って行った。

靴下も浮腫みがひどくなってからは、ゆったり目でゴムが締め付けないものを。

 

コロナ禍で面会は難しく、自分で持って行って交換はできなくても、施設の介護者に電話で様子を聞くついでに、下着や着替えの替えの話を聞いて、施設の入所者宛てに着替えを送ったり、施設で日用品の買い物のついでに一緒に購入してもらえないか相談してもいいと思う。

施設側で購入してもらえるならば、購入予算があるならその話も忘れずに。

 

伯父が最後にお世話になった施設は必要なものがあると、これを購入したいのですが、どうでしょうか(例えば、CD、CDプレーヤーとか、髭剃り、栄養食とか)と問い合わせの電話が掛かってきていた。

 

施設によっては、我慢して何も言われないところもあるはず。

身内のこちらから、下着や服は傷んでいませんか?必要なものはそろっていますか?と

確認してみてもいいのではないかと思う。

 

最近、別の施設の入所者の話を聞いて、伯父は私たち家族に最後の面倒をみてもらえて、本当にラッキーだったと思った。自画自賛だけど、私、頑張ったもの。

 

姥捨て山のように、施設に入れたら最後とばかり、身内から不当な扱いを受けるみじめな姿の老人の話を聞くといたたまれない。

 

いろいろと思うところがあってのその扱いだろうけど、それって自分がそうなるかもだから!