老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

介護施設へのお歳暮を選ぶ際に気を付けていたこと。

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お歳暮を贈るのは一般的には12月上旬から20日ごろだと思う。

個人的にお歳暮は贈ったりしないけど、介護施設に伯父がお世話になっていた時は、お中元とお歳暮は伯父の名前で贈っていた。

問題行動ありの伯父のお詫びの菓子折りは熨斗なしで。

介護施設によっては、受け取らないといわれる施設もあるかと思うが、伯父のお世話になっていた施設は特に何を言われることもなかった。施設内の特定の個人には贈っていない。

市町村が運営する特別養護老人ホームのような公共性の高い施設ではお中元やお歳暮のようなものは受け取ることができないようになっているかもしれない。

盆暮れに物をもっていったところで何かが変わるというわけではない。職員の方々が何かもらったから、もらわなかったから態度が変わるなんてことがあったら大問題だ。

仕事といえ、ほんとうによくやってくださっていた。

慣習でいつもありがとう(いつもすみません)の気持ちで心ばかりの気持ちを贈っていただけだ。

 

私が贈る品を選ぶ際に気を付けていたこと

 

  • 個包装であること

職員は忙しい。切り分けなどの手間のかかるものは職員の手を煩わせる。

衛生面でも個包装なら他人が中身に触れた心配がないので安心。

分配もかんたん。

 

  • 職員の人数分以上の個包装の数が入っていること

少なくとも職員の人数分はないともらえない人が出てくる。

実際に分配はどうされるかはわからないが、そもそも分ける数がなければ誰がもらう、もらわないという不和の素。個包装の数が一箱で足りない時は同じものを二箱贈る時もあった。

数が足りてもチョコレートなどは避けた。

溶けるのも心配だったけれど、個人的にトレイにから直接素手で取るものは、他の人が触れてもわからないので嫌だった。

 

  • 日持ちがすること

必ずしも渡した当日に分けるかどうかわからない。日持ちがするなら時間がある時でいい。

生ものはもってのほか。

生ものは傷んでいるものが混ざっていたり、時間が経つと傷んできたりするから選択肢には端からいれない。

 

介護施設で働く人たちには頭が下がる。

子供より聞き分けのない手のかかる大きな大人を世話するのだから、大変な仕事だ。

介護施設で頂き物は不可といわれるところならば、感謝のことばを伝えるだけでもいいのではないかと思う。お歳暮を贈るといっても気持ちばかりのものだもの。