老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

美容院に行かなくなった。

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感染症が怖くて引きこもり生活を始めてほぼ2年。

やめたことの一つが美容院に行くこと。

 

学生の頃、仲良くしていた子がいた。彼女はショートカットだったけれど、

いつも自分で髪を切ると言っていた。

不器用な私は、自分で髪を切るなんて考えられなかった。

前髪だけじゃなく、後ろ髪を自分でどうやって切るのか想像できなかった。

鏡を見ながら適当に切るよって、いかにも簡単に切っているような答えに感心したものだ。

とってもきれいに切れているのだもの。自分で切っていると言われなければわからない。

前髪なら鏡をみて切るし、自分で切れるようになったら頻繁に美容院に行かなくていいし、便利にちがいないと何度も挑戦しては撃沈。

不揃いの前髪。失敗をリカバリーしようとして切り過ぎ。

諦めて餅は餅屋と前髪だけ切りたいときも美容院に行ったりしていた。

 

ところが、コロナ禍になって美容院に行くことに不安を感じるようになると、

背に腹は代えられない。

ギザギザの髪になろうが、感染するよりはましとばかりに自分で髪を切り始めた。

 

あってよかったYouTube

YouTubeのおかげでセルフカットのやり方を学べた。

カットの腕はどうにもならないが、引きこもり生活では限りなく人に会わない。

ほぼ職場の人にしか会わないし、職場の人は誰も私の身なりを気にしないからとドキドキしながらセルフカットに挑戦した初挑戦した、あの日。YouTubeの動画を再生、停止、カット、再生、停止、カットを繰り返した。

 

まぁ、何とかなるものだ。

後ろ髪を自分で切るなんて想像もつかなかったが、ぱっと見では自分で切ったとは気づかれないはず。

 

身なりに手をかけることに感心があまり持てない。美容師さんに丁寧に切ってもらって、とても丁寧にブローしてもらっても、豚に真珠だった。心の中では美容師さんには申し訳ないと思いつつも、常々、もう適当でいいからさっさと終わって帰りたいと思っていた私。私のオーダーは目に入らないように前髪を切って、後ろ髪は適当にこれくらい切ってくださいかそろえる程度に切ってくださいだけだもの。こだわりなんてない。

 

今ではもう美容院に行かなくてもいいやと思っている。

特別な日ならマナーとして美容院に行くべきかと思うけれど、相変わらずの引きこもり生活にそんな日はない。自分で髪を切るなら、自分の好きな時に髪を切れる。

髪型のこだわりもないし。これで十分。

 

YouTubeセルフカットの動画があって本当に助かった。