老後も田舎で暮らす

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ピリピリ、チクチクする痛み。すぐに病院に行って! 帯状疱疹(たいじょうほうしん)の痛みはつらいよ。

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帯状疱疹は子供のころにり患した水ぼうそうのウイルスが原因で、免疫力が落ちた時に体にピリピリ、チクチクした痛みを伴う発疹として現れることが多い。水ぼうそうウイルスが神経を伝わって、通常は発疹となって半身に現れることが多いが、身体を一周してループしたように発疹が出る人もいるようだ。中にはまれに内蔵に出る人もいるらしい。

 

私は左耳のところに症状が現れ、耳鼻科を受診するも見つけてもらえず、その後、皮膚科にて帯状疱疹と診断を受けた。

ピリピリ、チクチクする痛み。髪が風で揺れても痛みが走る。診断を受けた時は左耳あたりから頭にかけて発疹が出ていた。

先生に「薬局(病院の近くに何件か処方薬局があったが、この薬局が対応をわかっているからここへ行ってと指定された)で、薬をすぐに飲むようにと指示があったと言ってその場で薬を飲むように」と言われた。抗ウイルス薬、痛み止め、塗り薬、ビタミン剤をもらったと思う。その日の夜、唇が痺れてきて、恐ろしかった。

 

三叉神経で症状が出ると、目の近くなら視力低下、耳から下あごにかけてだと顔面神経まひの可能性あり。唇がまひしたら、ご飯がちゃんと食べられなくなる!

三叉神経に症状がでるとまずいと皮膚科の先生に言われたけれど、神経に沿って症状がでるので全身のどこにでも出る可能性がある。

 

高齢になった人が発症しやすいと言われているが、私は30代で発症した。これといった原因は思い浮かばないが、当時は女性ホルモンに振り回されていて、体調がいい日があんまりなかった。職場の上司の子供は小学生で発症したそうだ。原因はストレスだろうという話だった。母は70代、伯父の精神科受診の件でグループホームともめている時に発症した。ストレスが免疫力を下げたのかもしれない。

発症しやすいのは高齢者といわれていても、免疫が低下していたら若くても発症する可能性はある。

 

母は虫刺されかと虫刺され用の薬を塗って我慢していたものの、病院を受診して先生にみせたら帯状疱疹だと診断された。私は幸いもう痛みはないが、発疹がひいてもしばらくは痛みが残った。帯状疱疹は発疹が収まっても、長々と痛みが続く厄介な病気だった。

 

頭が痛くて眠れない。

 

ピリピリ、チクチクする痛みは、すぐに病院に行って診てもらった方がいい。

 

悪化させないためには早期治療がカギ!

 

皮膚科の先生曰く、

  • 治るまでには歳の数の日数がかかる。→ 私はそれ以上に痛みが続いた。
  • 痛みの記憶が残ると痛みが慢性痛として残るので、痛みを感じないように痛み止めは切らさないように飲むこと。→痛み止めを飲むと胃が痛くて、頭の痛みが少し我慢できるようになってきたら、痛み止めを飲んだり飲まなかったりしたのが原因かもしれないが、痛みがなかなか取れなかった。あとで、先生に胃薬も処方してもらった。

 

帯状疱疹ワクチンは50歳以上を対象に接種可能。

自費で受けるなら2回接種の4万円以上かかる不活性化ワクチンと1回接種で1万円くらいで接種できる生ワクチンがある。自治体によっては補助がでるところもあるようだ。

金額が高いと思えるかもしれないが、接種を検討してもいい金額だと思う。

 

あの痛みとつらい日々が返上できるなら、このくらいの価値は余裕である。