身元保証等高齢者サポートサービス。わからないから搾取されるとか哀しい。
高齢になった時のことを考えると心配は尽きない。
頭だけはしっかりした状態でいたい。
”わからない” に付け込んで、搾取する人がいるから。
認知症だった叔父が亡くなる前の話だ。
8千万の財産があるお婆ちゃんに、身内じゃなくてあなただけが頼りと言われると私に話した民生委員の方。私に軽々にそんな話をしていいのかと驚きあきれた。その人から認知症の叔父の世話をしていた時の分として収支記録とレシートをもらった。キチンとやっていましたなんてどの口がいうんだろ。収支記録とレシートを精査されないと思う方がおかしい。自分のやったことを自ら証明するとは、罪悪感の欠片もないということだ。息を吐くような素の行動にその人の人柄がでている。
弁護士だって警察官だって悪いことを平気でやる人がいる。
所詮、肩書。肩書は人の質を表さない。
単身で身内のいない、身内に頼めない高齢者などへの身元保証等をやってくれる民間のサービス。例えば下のようなもの。
地獄の沙汰も金次第ではないが、高齢になればなるほど金がないと生きていくのは大変だ。若い時には一人でできたことが、自分ひとりではできないのだから誰かのサポートがいる。
そんな高齢利用者の預託金を使いこんで経営破綻したのが、日本ライフ協会だ。
預託金の大半が変換されてないって、経営破綻したらお金が戻るはずもない。
泣き寝入り。
公益財団法人って肩書で信用した人たちも多かったんじゃないだろうか。
ひとりで決めずに周りに相談といっても、周りにいるのもまた高齢者。
オレオレ詐欺のようなわかりやすいものならまだしも、素人がわかるはずもない。
地域包括支援センターや消費生活センターがこの業者がいいですよなんて言ってくれるわけじゃない。
保険のようにあるかないかの不安を払拭するためじゃない。今まさに困っているや確実にくる未来のために契約するのに、悪徳業者もいるから気を付けて下さいじゃ困る。
搾取される側の高齢者自身に被害にあわないように判断させるのではなく、国がしっかりと法人を監視して被害を出さない仕組みを考えてほしい。
公益財団法人なんて行政庁からお墨付きをもらったようなものなのにこの有り様。