老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

抗生剤を忘れずに飲むこと。

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耳鼻咽喉科で抗生剤をもらって服薬中。

症状が軽快してくると、つい薬を飲み忘れそうになる。

抗生剤を処方された分しっかりと処方された分を飲みきってしまわないといけないのは、途中で服薬を止めてしまうと抗生剤で中途半端に弱い菌だけ死滅させて、時間をかければ死滅させることができるはずの強い菌が生き残ってしまう可能性があるから。

 

抗生剤は飲み忘れを防ぐため、薬の袋は常に目に入るようにテレビの近くに置いている。

それでも食事を終えて食器を下げる時に、はっとするのだ。

薬のことを忘れてたって。

症状があって不快だと何とかその症状を軽快させたいと常に思っているので、薬を飲み忘れることはないが、調子が良くなるとつい忘れそうになる。

薬の袋がリマインダーになるはずが、薬の袋があることが日常になってしまっている。

薬を飲み忘れないようにもう少しの間気を付けないと。

折り返しは過ぎたので、もうしばらくの辛抱だ。

 

抗生剤は使用しすぎるのと耐性菌ができやすくなるから自分の免疫で直すようにと抗生剤の処方をしたがらない医者もいるようだ。

過去に家から一番近い耳鼻咽喉科に掛かった時のことだ。

喉が痛く微熱があった。

そこの医者が抗生剤の処方をしたがらない医者で、抗生剤はもらえなかった。

その数日後、処方された薬を飲んでも喉の痛みは軽快するどころかさらにひどくなり、処方してもらった薬は飲み切っていなかったが、仕事を休み、覚悟を決めて早起きして評判のいい別の耳鼻咽喉科に掛かった。

はじめからこの耳鼻咽喉科に掛かればよかったのだが、とにかく混んでいて待つのが嫌だったのだ。

そこで、耳鼻科で初めて抗生剤の点滴を受けるという経験をした。

しかも2日続けて。

先生の話によると喉が片側だけがかなり腫れていたようだ。

先生の方から点滴するから明日も来てと言われたから、状態が良くなかったのだろう。

喉が腫れるってことは場合によっては窒息の危険がないとはいえない。

抗生剤を出したがらない理由は納得できるものの、症状の状態を見極めることができる先生じゃないと怖いなと思う。

 

そして、元気になった後はつらい思いもフェードアウトするのだ。

数年後、懲りない私は待ち時間が嫌な故に、また家から一番近い同じ耳鼻咽喉科に掛かる。耳が痛くてたまらなかったのだ。そして、耳は大丈夫、気のせいといわれる。翌日、あまりの痛みに別の病院で帯状疱疹が発覚するという経験をした。

それ以来、その近場の耳鼻咽喉科には行っていない。

自分と相性のよくない医者はいるものだ。

ここは、二度あることは三度ある、君子危うきに近寄らず。