老後も田舎で暮らす

思いついたことをつらつらと

目を合わせない精神科医。

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認知症だった叔父が精神科病院に入院していた時の話だ。

担当の精神科医は人と目を合わせない人だった。

基本的に私は人と話をするときは目を見て話すので、目を絶対にあわせようとしないこの人は失礼な奴だと思ってた。

叔父の退院まで何度か面談をしたにもかかわらず、毎回、初めましてだと。

人の顔を見ないから誰と何を話したかもわからないんだと、不快だった。

 

叔父の面会に行く度に面談室に通される。

面談室に叔父が連れてこられて、そこで持ってきたおやつを食べさせるのが毎回のルーチンだった。

その面談室に時折、男の人が入り込んでくる。

何をするわけではないが、明らかに目がいっている。

目つきがおかしい。私の方をみても私はその目に映っていない。

俗にいうやばい奴だ。

この人が来ると正直、怖くてドキドキしてた。

 

担当精神科医はこんなやばい目をしている人と接しているから目を合わせないようにしてる習慣がついたのかと初めはおもった。しかし、2回目以降の初めましてに続き、やっと私が見つけた老健施設の面談を前に急に薬を変更して入所機会をつぶしてくれた奴に好印象を持てというのは酷だろう。

病院からの退院がもうすぐなので退院後の施設をどうするか決めるように連絡をもらって、何とか見つけてきた老健施設。

 

ja.wikipedia.org

 

老健施設から本人と面談を言われて、面談日も病院に連絡していた。

面談後、老健施設から薬が変更されているため状態が安定しているとみなされず、引き受けできないとの連絡があった。

面談直前に投薬が変更されていた。

聞けば、担当精神科医は退院近くなると投薬を変更する傾向にあるとか。

いやいや、老健の面談があるって事前に伝えてたじゃないですか。

しかも入院中の病院内の面談室で。

病院からはやく退院後の施設を決めろと連絡してきて、それはないでしょう。

医師の判断で投薬を変えるのは仕方ないけれど、病院側からもうすぐ退院だから入居施設をはやく自分で見つけろ、こっちは知らんと言っておきながら、こっちがやっとの思いで見つけてきた老健入所がだめになるような行動はなんなんだって怒りがこみ上げた。

老健に見学に行って相談員の方と面談して、ほぼ決まりの感触を得ていたんだぞ。

私は目を合わせて話ができない奴を信用できない。